７月のフジロック、８月の合宿と賑やかな夏が過ぎて行きました。９月に入り朝夕は涼しく秋めいてまいりましたが、日中はまだまだ夏のような日差しです。
たくさんのお客様においでいただいた夏でしたが、実は夏の初めにこんなお客様も…
この子は突然現れました。あばらが浮き出て見えるほどガリガリに痩せて毛並みも悪くガサガサの姿。苗場には市街地で見かけるのような地域猫はおりません。冬が厳しすぎて野良猫が繁殖して増えることができないからです。この子はきっと心無い人に捨てられたのでしょう。食べ物を得られる繁華街も無い山間部です。このまま放置すれば瘦せ細り、冬に凍死してしまうことが目に見えています。
猫が好きと言う訳ではないし、猫を飼ったことも無いので猫のことは何も解らないし、でも放っておけばどうなってしまうのだろう…
とりあえず保護しよう。保護して受け入れ先を見つければいい。目の前の痩せ細ったこの子を放ってはおけない。
そんな気持ちでこの猫との暮らしが始まりました。あれから2ヵ月。動物病院での診断は、推定１~２歳、健康体のメス猫。
とりあえず “ミーコ”と名付けました。 いつお嫁に行ってもいいように、猫にありきたりな名前です。
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